タイ語の読み方
タイ語は、日本語と同じく左から右に読んでいきます。
タイ語と日本語の違いは大きく分けて下記2つです。
- 声調がある
- 文字が子音と母音に分かれている
これだけです。
なので、文字さえ覚えてしまえば簡単に読むことができます。
いかがですか?やる気が出てきたのではないでしょうか?
実際、タイ語を読むこと自体は勉強すれば1年もかからずに理解できるでしょう。
ただし、発音を理解して会話をするというのは、その10倍以上難しいと思って間違いありません。
また、どんなに勉強しても日本人には発音できない(完璧に発音するのは難しい)言葉があることは予め知っておく必要があります。
「ใกล้(グライ)」と「ไกล(グライ)」は、日本語では同じ「グライ」ですが、前者の「ใกล้」は「近い」の意味、後者の「ไกล」は「遠い」という意味で、意味が正反対になってしまいます。
つまり、文字が読めるようになっても、声調(発音)とセットの単語を覚えないと文章の意味を理解できないと言うことです。
(実際は、前後の文脈からある程度理解できますが。。。)
グライという言葉で単語を覚えようとするとタイ語を読めるよう(理解できるよう)にはなりません。
「ใกล้・グライ・近い」というように、日本語で言えば「近い・ちかい・チカイ」のように、タイ語を漢字と見立てて覚えていく必要があります。
タイ語文字の構成
日本語は、「母音のみ」もしくは「子音+母音」で構成されています。
例えば、「み」という言葉だったら、「ま行の子音+い行の母音」で構成されています。
タイ語も、基本的な考え方は同じで「子音+母音」で構成され、さらに「声調記号」が追加されます。
従いまして、1つのタイ文字に「子音+母音+声調記号」が含まれています。
「子音文字」を真ん中と仮定すると、「母音記号」は上下左右に付きます。
「母音記号」は、上下左右全ての場所に付くと言うことではなく、「左だけ」「下だけ」と一か所のこともあれば、「左と右」の2か所の場合もあります。
また、声調記号は子音文字の上側に付きます。