タイ語で宗教は「ศาสนา:サーサナー」と言います。
宗教には、仏教・キリスト教・イスラム教などがありますが、「ศาสนา:サーサナー」を言葉の前に付けることで「〇〇教」と表現できます。
タイで人口比率の多い仏教は、タイ語で「ศาสนาพุทธ:サーサナープット」と言います。
仏教や宗教に関するタイ語
タイ人は仏教徒の割合が多い(約95%)事で有名です。
日本人も仏教系が多い国民ですが、多くのタイ人は日本人を同じ仏教とは考えていません。
多くのタイ人は、日本人の宗教を「神道(タイ語:ชินโต(チントー))」と思っています。
理由は、タイのお坊さんは「結婚ができない」とともに「女性に触れる」こともタブーとなっているのに対し、日本のお坊さんは規律が比較的緩やかと思っているからです。
タイではお坊さんは崇拝の対象であるので、宗教の話をするときは絶対譲れないという理由がある場合を除いて「私は神道です」と言った方がトラブルを起こさないでしょう。
日本語 (意味) | タイ語 (読み方) |
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宗教 | ศาสนา サーサナー |
仏教 | ศาสนาพุทธ サーサナープット |
神道 | ศาสนาชินโต サーサナーチントー |
キリスト教 | ศาสนาคริสต์ サーサナークリス |
イスラム教 | ศาสนาอิสลาม サーサナーイサラーム |
ヒンズー教・ ヒンドゥー教 | ศาสนาฮินดู サーサナーヒンドゥー |
ブッダ・仏 | พุทธ プット |
仏教徒 | คนพุทธ コンプット |
ชาวพุทธ チャオプット |
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仏暦 | พุทธศักราช プッタサッカラート |
พ.ศ. ポーソー |
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西暦 | คริสต์ศักราช クリットサッカラート |
ค.ศ. コーソー |
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(仏暦の)世紀 | พุทธศตวรรษ プッタサタワット |
出家する・叙階する | บวช ブワット |
タイでは、テレビや冠婚葬祭、ありとあらゆる場面で仏暦を用います(外国人が多いシーンを除く)。
仏暦とは「西暦+543年」の事で、西暦2023年は仏暦2566年になります。
仏暦はタイ語で「พุทธศักราช:プッタサッカラート」と言い、一般的には省略されて「พ.ศ.:ポーソー」と言います。
また、2023年は「西暦換算では21世紀」、「仏暦換算では26世紀」になり、「พุทธศตวรรษที่ 26:プッタサタワット ティー イーシップホック(仏暦26世紀)」と表現します。
「พุทธ:プット」の発音は、厳密に言うと「プーッ」です。最後の「ト」は発音せずに音を止めます。
また、「พุทธ:プーッ」の後に単語が続く場合は、母音を伴う2重子音となり、「พุทธ:プーッタ」と「母音のa」を伴って発音します。
「พุทธ:プーッタ」と読ませる単語は多いため、「พุทธ:プーッ」単体でも「พุทธ:プーッタ」と言っても会話は成立します。
お寺・寺院に関するタイ語
日本語 (意味) | タイ語 (読み方) |
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寺・寺院 | วัด ワット |
(寺院内にある) 仏像が安置されている建物 | วิหาร ウィハーン |
(寺院内にある) 礼拝所 | อุโบสถ ウボソット |
僧侶・お坊さん | พระสงค์ プラソン |
พระ プラ |
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仏像 | พระพุทธรูป プラプッタループ |
ナーガ・蛇神 | นาค ナーク |
モスク・イスラム寺院 | มัสยิด マッサイート |
キリスト教会・教会堂 | โบสถ์คริสต์ ボークリス |