本サイトには広告・プロモーションが含まれています。

【タイ語】店内で食べるときと持ち帰りの表現

タイ語 テイクアウト・持ち帰り

タイ語で、「店内で食べるとき」と「持ち帰りたい場合」の表現について解説します。

スポンサーリンク(広告)

「店内で食べるとき」の表現

店内で食べるときは「ทานที่นี่(ターンティーニー)」もしくは、単に「ที่นี่(ティーニー)」と言います。
「ทาน(ターン)」は、「食べる(eat)」を表す動詞です。「ที่นี่(ティーニー)」は「この場所で・ここで(here)」という意味です。

タイ語で「食べる」を意味する言葉として「กิน:キン」もありますが、あまり上品な言葉ではありません。
「กิน:キン」は、友達・年下・目下の人との会話にのみ使用することができる単語です。
年上や目上、おじいちゃん、おばあちゃんとの会話には「ทาน(ターン)」が用いられます。

友達との会話で「กินที่นี่:キンティーニー(ここで食べよう!!)」を使うのはOKですが、年上のレストランの店員に対しては「ทานที่นี่(ターンティーニー)」もしくは、単に「ที่นี่(ティーニー)」と言うようにしましょう!!
タイ人は、レストランのウエイトレスをしばしば(いわゆる、私たちはお客様だぞという考えで)見る傾向にあるので、「กินที่นี่:キンティーニー」という表現が使われることも多くあります。

「持ち帰りたい場合」の表現

タイ語で「持ち帰りたい場合」の表現は様々ありますが、「เอากลับบ้าน:アオクラップバーン」もしくは、単に「กลับบ้าน:クラップバーン」という言い方をする人が多いでしょうか。
เอากลับ:アオクラップ」という言い方をする人もいます。どの表現でも通じますので、好みで使い分けてください。

「เอา:アオ」は、「要る」や「持っている」という意味、「กลับ:クラップ」は、「帰る・戻る」という意味で、「เอากลับบ้าน:アオクラップバーン」は「家に持って帰る」という意味になります。

ここで気を付けたいのは、持ち帰りは「เอากลับ:アオクラップ」であって、「เอาไป:アオパイ(持っていく)」とは言わないということです。

「เอาไป:アオパイ」を使った言葉で、日常的によく使われる言葉として「เอาไปเลย:アオパイルーイ(持っていきなよ・持ってけ泥棒(冗談・本気も含む)!!)」「เอาไปทิ้ง:アオパイティン(捨てるよ・捨ててよ)」という言葉があります。
つまり、「เอาไป:アオパイ」は、ある地点から遠くに行くイメージです。
なぜ、「เอาไป:アオパイ」とは言わないか、うまく説明できませんが、そういうものだと感覚で認識してください。

また、「เอากลับบ้าน:アオクラップバーン」の「กลับ:クラップ」は、二重子音で(タイ人でも)発音が非常に難しい言葉です。
「クラップ」は、人によっては「カップ」・「カッブ」・「カブ」などと発音する人も少なくありません(l(英語のエル)を省略して発音する)。
従って、「アオカップバーン」や「カップバーン」、「アオカップ」と明らかに「ラ」を抜いて発音しても問題なく通じます。

他の言い方としては、店内で食べる「กินที่นี่:キンティーニー」に対して「กินที่บ้าน:キンティーバーン(家で食べます)」という言い方も「持ち帰り」を意味する言葉として使うことができます。

レストランで食事をして、全部食べきれなかったときに持ち帰りたい場合もあるかと思います。
そのようなときは「ช่วยห่อกลับบ้าน:チュアイホークッラップバーン(持ち帰り用に包んでください)」と言いましょう。

「ห่อ:ホー」は、「(物を)包む」という意味で、店員さんが食事にあった包装をしてくれます。

もし、包装にこだわりがある場合、箱に入れてほしい場合は「ใส่กล่องหน่อย:サイグロンノーイ(箱(プラスチック容器など)に入れてください)」、袋で持って帰る場合は「ใส่ถุงหน่อย:サイトゥンノーイ((ビニール)袋に入れてください)」という言い方もできます。

バンコクやパタヤなどの都市部のレストランやファストフード店では、英語で十分に通じます。
日本では、持ち帰りの事を「テイクアウト」と言うことが多いですが、タイでは「Take Away(テイクアウェイ)」と言うのが一般的です。

スポンサーリンク(広告)
スポンサーリンク(広告)