【バンコク】ラーメンおざわのレビューと行き方

タイのガソリンスタンドは、ガソリン等の給油所の他に、トイレ、コンビニやレストランが入っている場所が多いのが特徴です。
その中で、タイ国営のガソリンスタンドPTTは、通常、トイレとセブンイレブン、飲食店が入っていますが、BTSウタカート駅近くのPTTにラーメンおざわと書かれた看板があったので入ってみました。
BTSウタカート駅は、お世辞にもバンコク都心とは言えない場所に、日本語で大きく「ラーメンおざわ」と書かれた看板は、あまりに不自然でとても興味深いものでした。
ラーメンおざわのレビューと行き方をご紹介します。

ラーメンおざわの場所

ラーメンおざわ（Ramen Ozawa）

ラーメンおざわの店内ですが、カウンターが５席程度、テーブル席が２席の日本の牛丼店のような造りになっています。

また、堂々と日本語で書かれた店内の看板、日本人が頻繁に訪れるはずもない立地にもかかわらずタイ語は一切なしで、ターゲットは一体誰なのかと思わせる迷走ぶりがさらに興味をそそります。
さて、席に着くと、壁に埋め込み式のコンセントが。
利用していないので使えるかは分かりませんが、これはありがたいサービスです。

店員さんがメニューを持ってきてくれたので、メニューを開けると安い！！！
バンコク都心で日本のラーメンを食べると1品250～300バーツ（約1,000円）が普通なので、それと比べると平均120バーツはかなりの衝撃でした。
この時、同時に本当に日本のラーメンなのかとの疑いが出始めました。。。

とりあえず、店名にもなっている「おざわラーメン」と水を注文。
先に、水が運ばれてきたので飲もうと思ったところ、テーブルにどこかで見覚えのあるメニュー表（サービス表）が。。。
あれ、これは、バンコクで人気のフジヤマ５５にも置いてあったな？！
家に帰って調べてみると、ラーメンおざわは、フジヤマ５５と同じMEGUMIグループの系列店でした。
しかも、既にバンコク近郊を中心に4店舗あるとの事。

さて、いよいよおざわラーメンが到着です。
うわっ、めちゃめちゃ辛そう！！見た目がもうやばい色をしていたので、正直ビビりました。
食べてみると、辛さはほとんどありません（上にのってる粉はトウガラシじゃなかったの？）。
味は、トムヤムクンとはちょっと違うけど、何とも言えないタイ料理の味です。
うまく表現できませんが、まずくはないけど、すごい美味しいともいえない味。
だけど、きっとタイ人は好きなんだろうなという味です。
チャーシューは値段相応のそれなりですが、わかめは抜群においしかったです（むしろわかめラーメンを売り出したほうが良いと感じました）。
メニューの金額＋税金７％ですが、好き嫌いが分かれる味なので評価は微妙です。
次回行く機会があれば、塩、味噌、醤油のどれかを注文したいと思います。

近くを通りかかったので、再度、訪れてみました。
今度は、味噌ラーメンセットを注文。意外としっかりしていることに驚き！！
チャーハンがお椀にたっぷり入っていて、満足のボリュームです。
価格ははっきり覚えていませんが、１５０バーツ前後だったと思います。
この値段でこのボリューム、コスパはかなり良いと思います。

ラーメンおざわの行き方

ラーメンおざわはバンコク近郊に４店舗ありますが、BTS（スカイトレイン）一本で行く事ができる、便利な場所をご紹介します。
ラーメンおざわは、BTSシーロムラインのウタカート駅とバンワー駅のちょうど中間あたりにあります。
しかし、この場所は、道路が複雑に入り組んでおり、歩いていく場合はBTSウタカート駅から行きましょう。

BTSウタカート駅のバンワー方面（２番出口・降りるとセブンイレブンがあります）を降ります。
【ここが重要】階段を降りててすぐ右側に橋が見えます。バンワーと反対方向（ウォンウェンヤイ駅方面）に少し歩き、この橋の下（車のUターン場所）をくぐり反対車線に行きます。
あとは、バンワー方面に10分くらい歩く（歩道があります）とガソリンスタンドPTTがありますので、中に入って奥の方にあります。
※ラチャプルック通りは大きな道路ですので、最初に反対車線に渡らないと途中で渡ることはできません。

※BTSウタカート駅の地図

※追記
BTSプラカノン駅近くのフジヤマ５５の隣に、ラーメンオザワの新店舗が開店しました。わざわざ、遠くに行かなくても手軽に行く事ができますので、一度試してみてはいかがでしょうか。