タイの学校制度

タイの学生服

タイの学校制度と日本との違いについて紹介します。
タイの識字率は男性で95.2%、女性で92.43%、平均で93.77%(2018年ユネスコ調べ)で世界でも上位の識字率を誇ります。

タイの学校制度

タイの学校制度は、呼び方が異なるだけでほぼ同じ体系になっています。
幼稚園前の年齢でも子供を預ける事ができる保育園、小学校前の幼稚園は日本と同じです。
保育園に関しては、預けることができる年齢が施設(園)によって異なります。

小学校から大学までは、日本と同じ6ー3-3-4年制ですが、日本でいう中学校と高校が中等教育という扱いになるので呼び方が同じになります。
中学1年生はม.1(モーヌン)、高校3年生はม.6(モーホック)になります。但し、中高一貫制というわけではなく、校舎も別の場所になります。

話が前後しましたが、タイ語で小学校はประถม(プラトム)、中学・高校はมัธยม(マタヨム)というため、タイ語の頭文字を取って小学校はป.(ポー)、中学・高校はม.(モー)と言います。

タイの学校制度
年齢日本タイ呼び方別進路
0-1保育園保育園
1-2
2-3
3-4保育園・幼稚園保育園・幼稚園
อนุบาล(アヌバーン)
4-5
5-6
6-7小学校初等教育
ประถม(プラトム)
ป.1(ポーヌン)
7-8ป.2(ポーソーン)
8-9ป.3(ポーサーム)
9-10ป.4(ポーシー)
10-11ป.5(ポーハー)
11-12ป.6(ポーホック)
12-13中学校中等教育(前期)
มัธยม(マタヨム)
ม.1(モーヌン)
13-14ม.2(モーソーン)
14-15ม.3(モーサーム)
15-16高校中等教育(後期)
มัธยม(マタヨム)
ม.4(モーシー)職業高等学校
อาชีวศึกษา(アーチワスックサー)
16-17ม.5(モーハー)
17-18ม.6(モーホック)
18-19大学・専門学校高等教育
มหาวิทยาลัย(マハーウィッタヤーライ)
19-20
20-21
21-22

小学校、中等教育・前期(日本の中学校)までの9年間は憲法上で義務教育となっており、幼稚園から中等教育・前期(日本の高校)までの公立においては無料で教育を受けることができます。
但し、教科書や制服などは実費となります。とは言っても数千バーツですが。。。(なので、毎年、新学期が始まる5月になると風物詩のようにショッピングセンターで学校の制服が販売されます)
ม.3(中学3年)を終えると、高校へ行くか専門学校へ行くかで選択肢が分かれます。
地方では、高校までの通学距離が長いため、バンコクなどの都心部と地方では高校への進学率に差が出ています。

学校の新学期

タイの学校の新学期は5月17日に始まり、3月15日までが1学年となります。
日本では新学期が4月で3月までなので、4月生まれから3月生まれまでが同じ学年になります。
一方、タイでは小学校の場合、新学期が始まる前日の5月16日までに満6歳になっていることとの条件があります。
つまり、5月17日から翌年の5月16日生まれまでが同じ学年と言うことになります。
(注:タイ国内でもインターナショナルスクールでは各校入学年齢基準を別途設定)

学校の休み期間

タイの学校の長期休暇は年に2回あります。
「10月1日頃から1ヶ月」と「3月16日から新学期が始まるまでの2ヶ月間」が休みになります。
(注:学期同様にインターナショナルスクールでは各校長期休暇期間を別途設定)

タイの大学(高等教育機関)

タイの中等教育・後期(日本でいう高校)は、基礎教育に重点をおいており、専門知識を学ぶために職業高等学校や大学へ進学します。
多くの企業は、学士号以上の取得を採用条件としているため、中等教育・後期卒までだと職業の選択の幅が狭まります。
タイの高等教育機関(大学)は、大きく分けて5種類に分類されます。

  • 国公立大学
  • ラジャバート大学系列(教員資格に強み)
  • ラジャマンガラ大学系列(理系・工科系に強み)
  • 私立大学
  • オープン大学(入試試験無しで入学できる大学)

その他にも、修士号・博士号や留学プロジェクトに参加する学生も一定数います。